今日は「浴衣を着物風に着る」お話の続きです。
続き、って…前回の記事(「浴衣と着物の違いって?」)の日付を見て思わずうろたえる。
ついこのあいだのつもりが既に1ヶ月、いつの頃からか日々は過ぎてゆくのではなく飛んでゆく…ふ~っ。
余計なぼやきはこれくらいにして今日の本題、浴衣の着物風着こなしについてです。
花火大会や夏祭り、お友達と集まってビールでわいわい、そんな夏らしい元気な集まりには浴衣がぴったりですね!
でも少しあらたまった場所や集まりにはちょっとだけきちんと感がある「着物」だと周囲からの好感度もぐっとUPするかも。
近頃の浴衣は色柄が実に豊富で、着物として兼用できるものがたくさんあります。
素材も綿や麻など気軽に扱えて価格も手頃。これなら本格着物のような敷居の高さもないので、初心者さんにもとっつきやすいのではないでしょうか。
浴衣と着物の違いは長襦袢を着用するかどうかでした(→浴衣と着物の違いって?(5/15))。この長襦袢、外側からは殆んど隠れて見えない存在ですが、これ1枚によってあらたまり感が違ってきます。そこで「長襦袢+浴衣」で着物風に。
では実際にはどんな風にしたら?
――たとえば、
☆ 帯締め、帯揚げを使う
浴衣で使う半巾帯だけでも大丈夫ですが、そこに帯締めや帯揚げをしたり、写真のように三分紐+帯留などを加えるとずっと外出の雰囲気が出てきます。
☆名古屋帯を締める
ふつう浴衣には半巾帯や兵児帯を締めますが、なにしろ「着物」なのですから名古屋帯だって締められます。
写真は藍更紗柄の気取らない古布木綿の帯を乗せています。
☆半衿で遊ぶ
せっかく長襦袢を着たのですから半衿に凝ることもできますよ。
夏の衿は見た目の清涼感からいってやはり白がベストですが、定番の絽以外にも麻や綿レースなど素材が変わるとずいぶん印象も変わります。
また、全体のトーンを暑苦しく感じさせない色あいにまとめれば、色物や柄物でももちろんかまいません(上2枚の写真は水色の麻、ベージュ地に紺の柄の木綿を使用しています)。
☆足元について
着物風に着た時は足元は必ず足袋をはきます。履物は草履もしくは下駄でも十分。
☆素材と色柄について
浴衣なら何でも着物風に着られるかというと、やはり多少の制約が出てくるかもしれません。
色は地味め、渋め、明るい綺麗な色、柄も大柄・小柄と大概のものは大丈夫。ただ、色や柄自体よりも全体の色数の少ない方があわせやすく、着物の雰囲気も出しやすいように思います。
素材は綿絽、綿紬、綿麻などがほどよい感じです。阿波しじらや有松鳴海絞りなども着物風にはうってつけです。
さて、こんなふうに着こなして「それ、浴衣?!」と言わしめたら大成功!
今までと同じ浴衣じゃ物足りない!
夏でも着物を着てみたい!
そんなふうに思っている方、この夏は浴衣を着物風に着こなしてみてはいかがですか!

自由に楽しく、着付けの個人レッスンいたします。
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