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2017年2月

唐桟双子織

さてさて、ほんとに久しぶりに着物の話題。

なにがいいかしらと思いをめぐらせればやっぱりこれ?

「唐桟双子織※」

※たて糸・よこ糸ともに細い綿糸2本取りで平織りした、細かい縞模様の綿織物

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昨年の秋、埼玉の家の向いにある市の文化創造アトリエAmigoで唐桟双子織の会の第3回作品展が開かれた。

途絶えてしまった川越唐桟を昭和55年に復元した西村織物、西村芳明さんのご自宅で週1回、有志の方たちが草木染した糸を手織りで少しずつ織りためた双子織展だ。

この作品展は2年に一度、ということはあれからもう2年!

前回、友人に声を掛けていただいて初めてこの作品展を見に行き、幸運にもその中の一点を手に入れることができた。

もう嬉しくて、懇意の呉服屋さんにそのエピソードを熱く語りつつ早々に仕立ててもらった。

さあ、あとは着るだけ~heart04

ところが、ちょうどその頃から諸々の事情が重なり、着物を着ること自体がままならなくなってしまった(ノ_-。)

着物は着る前後にどうしても準備が要る。

着たいのはやまやま、だけど時間がなかったり、疲れていたりするとまずこの準備に取りかかるのが億劫になる。

しばらく着物から遠ざかっていたりすればなおさらだ。

日頃ひと様に着物着て~!と薦めている身ながら、なるほどひとはこうして着物に縁遠くなってゆくのだなとよくよくわかった。

ただ、そんな時でもやっぱりちょっと着てみようかなという気にさせてくれるのが綿着物だ。

単衣に仕立ててあるので盛夏以外は着られる。

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この時は初夏の前だったので帯は裏地が麻の保多織。

作品展に出かけた日は朝から雨が降ったりやんだりのお天気でどうしようかと迷ったが、こういうときこそ木綿の出番でしょ、と。

要するに綿着物はひとを構えさせない気安さがある。

あらためて振り返ってみるとこの2年、少ない機会の中で何度か手を通したのはこの双子織の着物だったような気がする。

今回の展示会では反物の織り手のかたにもぜひ着姿を見てもらいたかったがそれも実現した。

ご自分で着る以外、自作の織物が着物になって実際に着られているのを見ることは少ないとうかがった。

とても喜んでくださって私も嬉しかったし、やはり着ていってよかったと思った。

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作品展と同会場で開かれていた「絹と木綿のものがたり」 フォーラムで繭の手引き体験

仕立てあがったら帯をあれこれ乗せてブログにアップして、と思ってからずいぶんと時間がたってしまった。

元来がスローテンポを身上とする和の世界、思い入れは変わらずということで次は帯とコーディネートを(*^-^)

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