« 甘夏変奏曲 | トップページ | 黄昏どき »

コンパクトなきもの暮らし⑥

着物と帯を計画的に揃えるための「コンパクトなきもの暮らし」を5回にわたって書いてきました。

紺の御召を土台に帯をいろいろと変えて「季節」や「場」を着分けてみましたが、今回はこれまでのまとめです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【着物】

総じて柄の細かい/小さい、色数の少ないなど遠目には無地に見えるような着物、着物自体あまり個性を主張しないもののほうが帯合わせがしやすいです。

☆小紋・・細かい柄、飛び柄

☆御召・紬・・・格子、縞、細かい柄 

Cai_1090a

Cai_1091Cai_1258_2

【帯】

名古屋帯(八寸、九寸)、洒落向きの袋帯、織・染めとも可

☆春の帯・・・明るい色、柔らかい色、白っぽいもの、春の動植物模様、軽やかな素材

☆秋の帯・・・渋みくすみのある色、濃く深みのある色、白なら黄味のあるもの、秋の動植物模様、厚み・暖みのある素材

☆万能帯・・・縞・格子柄、古典柄、幾何学・抽象柄、エスニックな柄

☆格上げ帯・・・吉祥柄、有職柄、正倉院文様、名物裂 ※季節にかかわりなく結べる気品ある柄ゆきのもの

Cai_1260_2

Cai_0514

Cai_1097Oct3

【小物】

定番薄色カラー(クリーム、ピンク、緑、藤)、春秋用などなるべく違った色を何種類か揃えておくと便利です。

帯揚げの素材はぽってりした重めの縮緬なら秋冬、すべらかな綸子は春に。

薄色で金糸づかいなら格上げ用に。

Cai_1107

Cai_1109 Cai_1261

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

さて、ここで帯はそっくりそのまま着物だけを入れ替えてみることにしましょう。

濃色の紺地から今度は反対に明るい白茶にしてみます。

Cai_1270_2

Cai_1272

Cai_1267

これで着物2X帯3=6通りの組み合わせが可能になりました。

濃い色と淡い色、もしくは全く地色の違う着物を2枚、それに季節や場を分ける帯と小物、と案外少ない手持ちでもかなり着回しが広がることがお分かりいただけたでしょうか。

これから新たに揃える方、これまでの手持ちに加える方、

☆どういうときに/どういう場で着たいのか→自分が着物を着る目的をはっきりさせる

☆何を揃えたら/加えたらよいか→今不足しているものは何か

を一度整理してみるとよいと思います。

もちろんそこに自分テイストを足すこともお忘れなく!

このシリーズはとりあえず今回でお終いです。みなさまの着物増殖計画(笑)の一助になれば幸いです。

それでは賢く揃えて気分は衣装持ち~(*^-^)notes

|

« 甘夏変奏曲 | トップページ | 黄昏どき »

コーディネート」カテゴリの記事

着物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/393381/51354402

この記事へのトラックバック一覧です: コンパクトなきもの暮らし⑥:

« 甘夏変奏曲 | トップページ | 黄昏どき »