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古い写真

今日7月31日は父の命日だ。8年、過ぎた月日はいつだって短い。

お墓は遠くて行けないけれど、毎年この日にはお線香たいてますから。

Cai_0809

いわゆる「似ているがゆえにヤダ」の間柄だったかも。

ああせい、こうせいとは言わないタイプだったな。

どうせ言ったって聞きゃあしないと、さすがに娘の性分はわかっていたらしい。

まあ聞きゃしませんが、50代後半これはと心掛けたことはなんのことはない、唯一父親から気をつけよと言われたことだった。

だいぶ遅くなりましたけど、はいはい、気をつけてますよ。

母も別のところで暮らすようになり、誰も住まなくなった実家の処分に5月の連休明けから取り掛かった。

途端、あちこちと連絡を取り、山ほどの書類をかき集めるのに追われた。

40年近く手も入れず、物が集積され続けた家というのはそれにしてもすごい…

呆然、の一言(というより絶句)。

殆どそっくりそのまま、物捨て込みで処分をお願いすることにした。

いざ手放すとなれば少しは感慨も湧くかと思ったら正直そうでもない。

考えてみたらここに住んだのは二十歳過ぎから10年にも満たない。

この数年は母の世話でもう少し近ければ楽なのにと思って通うばかりだったからかもしれない。

思い出といえばむしろその前に住んだ小田原の家のほうだ。

柿の木が2本植わった庭と小さな池、それに猫がうじゃうじゃいた。

飼い猫一家、野良一家、居候、もう入れ替わり立ち替わり多いときには15匹はいただろうか。

家の処分に必要な書類探しで必死のときはちゃんと見もしなかった紙箱を開けたら、古い家族写真が出てきた。

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町の写真館で撮ったものだ。

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お~~わが人生初の礼装着物?

七つのお祝いに無地の暈しを着せる母親はいかがなものかと呆れつつ、今の好みのルーツを見るようで忸怩たるものも…

寿写真も出てきた。両親、あ、叔母さん、

ん?誰これ?とよくよく見たら、んまあ、叔父さん!!

けっこうイケメンだったんじゃない。

ひとしきり笑って、それから涙がこぼれそうになった。

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コメント

家族写真を見せてもらい感動してます♪

7歳のきものデビューをきっちりと無地の暈しで準備されたご両親はさすが! 

お父様から伝えられた大切な心がけについては、いつか教えて下さいね。

投稿: seika | 2013年8月 2日 (金) 12:47

七五三のきものは今も手元に残してあります。
写真に卒業アルバム、そろそろわが身の老前整理を始めなくてはいけないのに、思い出という名の物がかえって増えてしまいました(^-^;

投稿: chaton | 2013年8月 3日 (土) 22:39

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