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着物を解体

きもの暮らしをしていると必ず出てくるのが「着ない着物」です。

寸法が合わない、年齢的に無理などは実質面からですが、好みじゃない、飽きた、着難いなど嗜好・身体感覚的なことからも。

理由はまあ様々ですが、言えるのはただ持ち続けていることほど勿体ないことはない!

着なくても「布」として捨て難い、この柄は大好きなど、もし潔く捨てられないのであればなんとか工夫して使えるようにしたいものです。

そこでマグロの解体ならぬ着物の解体。

以前このブログにも書きましたが、今の私にはいくらなんでも赤過ぎる母の御召はめでたく帯2本(名古屋と半巾)に生まれ変わりました。

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先日、帯といっしょに戻ってきた残布をあらためて見たところ、着物の衿はそっくりそのままの形で残っています。

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これは台衿や裏を外して適当な巾・長さにざっと縫っておけばお洒落な伊達衿(重ね衿)として使えます。

他の細長く余った部分は手先の器用な方ならお針仕事でちゃちゃっと巾着や袱紗を作っても。

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胴裏や八掛も絹ですからしっかり利用しましょう。

和洋どちらでも肌着類に直して素肌に着たら気持ちよさそうですよ。

それから絹には傷の回復を早めたり温め効果もあるそうです。

細長く継いで包帯、小さな切れ端は絆創膏など珍しい使い方ももあり。

私は超手抜き、ハンカチやタオル大の「四角い布」にして枕カバーにしたり、お風呂で顔や身体を洗うのに使っています。

肌がもうすべすべになるのでこれはぜひ一度お試しを(o^-^o)

着物のリメイクの一つにショールがあります。

形が形なのでこれが最もシンプル、手間なしな方法かもしれません。

重めの縮緬着物があれば最高。

さらに贅沢するなら着物2枚、色違いで裏表に仕立てれば立派なリバーシブルのオリジナル・ショールの出来上がり!

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写真は以前、銀座のくのや(閉店がほんとに惜しまれます)のセールで手に入れたものですが、番頭さんいわく「両面着物の反物を使っています!」

あらためて…

着物1枚を最後の最後まで、小さな切れ端まで無駄なくとことん使い尽す。

これは昔からの日本の知恵であり、素晴らしい文化です。

使い捨て文化が横行する一方で、良いものを長く大事に使い、使い尽す習慣がこの先もずっと残っていって欲しいと思います。

持っているだけの着物、今度はちょっと違う目で見てあげませんか?

着物からリメイクできるもの:

*染め変えて別の色柄の着物に

*裏地をとって袷を単衣に

*羽織・コート

*帯

*ショール

*バッグ・袋物・鼻緒などの小物

*インテリア、日常生活の布に

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コメント

初めまして。不用品をもったいなくて捨てられない気持ちにとても共感します(^_^)/
それで、いきなりですが、不用品をバザー品として送れる場所をお伝えします。大阪にある、『豊能障害者労働センター』で、5つのリサイクルショップを運営して、バザー品はそこで売られています。着物などの和服は、古くてもとても歓迎されます。売り上げ金は、主に障害者福祉に使われています。
 私も「ずっと長く使う」と信じて買ったものが、意外と使わなくなった、ということが、よくありました。以前はもったいないと思いながら、不用品を泣きたい気持ちで仕方なく捨てていましたが、今はここの労働センターに送れるので、とても嬉しいです(^^) それで、私と同じように、「使わないものを捨てられない」と悩んでいる人を助けたくて、多くの人に、この労働センターを教えているのです。
バザー品の送り先のHPはhttp://www.tumiki.jp/bazar.html です。ここでは、一般のリサイクルショップで引き取らない物や、他のバザー会場で売れ残った物も受け入れていて、それらはきちんと商品として販売されています。
また、ここの送り先を気に行って下さったら、知り合いの方にも伝えて頂けると嬉しいです。私は一人でも多くの「もったいなくて捨てられなくて困っている」方々を助けたいので(^^)

投稿: せきぐち | 2013年9月24日 (火) 20:52

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