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KATAGAMI STYLE展

おや、ここはロンドン?

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いいえ日本、東京です。

丸の内の三菱一号館美術館で現在開催中の”KATAGAMI STYLE 世界が恋した日本のデザイン”へ出かけました。

ここは竣工(1984年)時の建物を可能な限り復元したとあって、それだけでも訪れる価値ありの美術館です。

木の床は靴音がかなり響くのでローヒールがお薦め、もしくは着物で草履なら完璧。

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Cai_0151_2江戸小紋、中形など伊勢型に代表される型染めの技法は着物好きには馴染みのあるもの、1枚2枚は必ずお世話になっているはずです。

今回の企画展ではその日本の型紙のデザイン力とそれが欧米に及ぼした影響にスポットが当てられています。

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Cai_0144_3精緻、繊細、大胆、モダン、遊び…いろいろに語れると思うのですが、あえてひとことで言い表すなら「端正」ではないかと私は思います。

小さな同じ柄の繰り返しからは品格さえ感じられるようです。

19世紀末、この日本の型紙が欧米の芸術にどれほど影響を与えたか。

イギリス、フランス、ベルギー、オーストリア、ドイツ、アメリカ

ラリック、ガレ、ミュシャをはじめ、あのリバティプリントもウィリアムモリスも、

しかも絵画、建築、テキスタイル、壁紙、ポスター、本の装丁、家具、陶器、工芸品と生活のあらゆる分野において…

サブタイトルの「世界が恋した~」というのは大げさでも何でもなく、これはもう本気で恋い焦がれてる(笑)って感じです。

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日本の型紙:上から葉散し、割付け柄、菊唐草(東京藝術大学所蔵)

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乱菊の型紙と扉上飾り(ドレスデン工芸博物館)

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観世水の型紙とテキスタイル(ゲント・デザイン美術館)

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自転車トーナメントのポスター(パリ・ポスター美術館)は背景が蝶の小紋柄!

隣の「金色の蜜蜂の焙煎コーヒー」(ビクトリア・アンド・アルバート博物館)ってなんですかしら?

まだまだ載せたいけれどエンドレスになりそうです。

しかしです、日本の型紙が欧米へ渡ったということは、

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フランスのランチョンマットやイギリスのクロスも、

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Cai_0141そのうち半幅帯にでもできないかとゆざわ屋で買ったリバティプリントも、

これみんな出自は日本の柄ってこと?

そういえばスウェーデン土産のナフキンの柄だってなんとなく怪しい…

20代後半からヨーロッパをほっつき歩き、人生半世紀越えの今、「着物」を通じてヨーロッパが日本に繋がり、なんだか里帰りしたような気分…

面白~~い!♪!♪

型紙展で目福のあとはブリックスクェアの一号館広場へ。

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やっぱり外国みたい

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奥の建物がさっきまでいた三菱一号館美術館です。

ここまで来たついで、欲張って口福も。

アネックスのエシレへ寄ってマドレーヌを買って帰りましょうか(この時間、パンが残っているはずない)

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帰り道、紙袋からバターの香りがしてきて幸せ気分confidentで帰宅しました。

(それにしてもここのクロワッサンはいつになったら食べられるのだろう…)

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