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台所染め

以前から草木染めをやってみたいと思っていたところ、入門にちょうどよいものを見つけた。

横浜のナチュラル&ハーモニックプランツで開催中のシルクフェア2012の一環「シルクを台所で草木染めしよう」

台所で片手鍋ひとつで草木染め…お~こういうのがいいんだわあ。

着物と同じ、日常生活の中に取り込めてこそ楽しいし、続けることもできるというものだ。

草木染めを指導してくれるのは京都で14代続く織元「織道楽 塩野屋」の御主人、服部芳和さん。

ちなみに私は昨年末、塩野屋が推進する桑の木オーナーになった。この話はいずれまた。

講習が始まるまでの時間は服部社長の余談雑談、で、これがおかしい。

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講師の塩野屋服部社長

まずは絹と草木染めについて基本的な説明を聞く。

絹と草木染はとても相性がよいそうだ。

動物性に植物性、対極の組み合わせがよいということらしい。

次に実際に使う染料、その比率・媒染の違いによる染めのサンプルを見ながら作業手順を教わる。

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丁子(クローブ)、蘇芳、刈安、玉ねぎの染液と色の組み合わせ例

染料のブレンド(初めてだから難しい)を各自考えたらいよいよスタート。

媒染剤に漬ける→水洗い→火で温めた染料の中で煮る→水洗い→乾かす

の工程を経て出来上がり!!

同じ染料でも媒染剤が鉄とアルミでは染めあがりが変わる。

各工程の時間の長短だけでも色が違ってきて、1枚1枚がみな微妙に違う仕上がりに。

これぞ手作り、オリジナルとしばし自己満足に浸る。

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思い思いの色に染めた後は万国旗のように吊るして乾かします。みんな色が違う!

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本日の作品(やっぱり渋くなった

左から

丁子:玉ねぎ アルミ媒染

丁子:玉ねぎ 鉄媒染 …上と同じブレンド 媒染を変えるとこれだけ色が変わります

蘇芳:丁子 鉄媒染

※ブレンドはすべて1:1

それぞれの感想と作品発表をして本日の講習終了。

短い時間だったけれど草木染がぐっと身近になった。

染める材料は台所にある色のつきそうなものなら何でもよいらしい。

コーヒー、紅茶、スパイス、今回の玉ねぎは茶色い表皮を1時間半くらいぐつぐつ煮出したものとか。

今まではただのゴミがこれからは貴重な材料、せっせと集めたりしそうだ。

私としては是非「ワインwine染め」にも挑戦してみたいなあ。

あれこれとアイデアが広がって、う~ん、ちょっとはまりそう( ̄ー ̄)ニヤリ

☆おまけ☆

袋真綿(繭を煮て手で薄い袋状にしたもの)の引き伸ばし体験。

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都浅黄の繭(上)と普通の繭

塩野屋オリジナル品種の都浅黄は名前のとおり黄色の繭。

実はこちらが野種で白が変異種だったそうだ。

小さなな繭の袋が蜘蛛の巣のようにぐんぐん伸びて1mx2mくらいまでになった!

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