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浅草和装塾パート2―粋とは?

昨年大好評の浅草和装塾、熱いリクエストに応えて今年も辻屋さんがパート2を企画して下さいました。

第7回目に当たる今回はあの胡蝶さんの再登場ですヽ(´▽`)/きゃ~(←ほんとに聞こえた)

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お話のテーマは「粋」。

元は心意気の「いき」、日本独特の感性で翻訳不能の言葉…たしかにこの一文字、実に奥深そうですねえ。

前半は粋の精神について。

この言葉を知る上で忘れてならない大前提、それは粋には必ず対極があるということ。

「粋」は独立してあるのではなく必ずお対がある、そのお対あってこその粋、なのだそうです(なるほどね~)

粋といえば野暮、その対象となるのは公家社会の雅であったり、武家社会・奥御殿の格式であったり、ときには仕草・振る舞いと様々に及びます。

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たとえば浅葱色。

いちばん奥から一般的浅葱色、京の浅葱色、(比較のための)白、最後が江戸っ子の浅葱色(=瓶覗)

江戸っ子からすれば京の浅葱はこれまた野暮(笑)

江戸っ子はあくまで自分を中心に貫くのです!

見せたいものを「見て見て」と見せる文化と隠す文化。

隠すといってもやっぱり人に見てほしいのだから、まあ、いわばやせ我慢、もしくは悔しいだけで終わらない町人気質、なんだかそんなものが見えてきますね。

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後半は具体的な形としての粋について、実際に胡蝶さんの帯を例にお話しを伺いました。

色を足してゆく京文化に引いてゆく江戸の粋とこちらも対照的です。

生(き)の素材が良しとされ、キーワードは単色使い、すっきり、シンプル。

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あくまでも全体のバランス感あって成り立つことはいうまでもありません。

「粋な着物を着た野暮な人」なんてことにはゆめゆめならぬよう気をつけるべし。

百聞は一見にしかず、胡蝶さんとお弟子さんの如原の帯(裏・たれが黒繻子の昼夜帯)姿をとくとご覧あれ、でしょうか。

あまりの面白さにあっという間に過ぎた1時間半でした。

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