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きもののメンテ

先日入った書店で他の本屋さんならまず置かないであろう、えらく業界っぽい着物の季刊誌を見つけました。

地味。雑誌名はすみません、忘れました。

発行元を見ればなるほど織組合のようなところで、一般向け雑誌ならこれでもかと載る煌びやかな着物や帯の写真はほとんどありません。

因みにこの本屋さんは書原(やはり)です。

ぱらぱら立ち読みしていてホゥ?と目が止まったのが3月の震災前後で着物への意識がどう変わったかという記事。

うきうきとは着られなくなったという人、だからこそしっかり着てやろうという人、私の場合はどうかというと…

直後はちょっと体調を崩していたり、実際に間接被災して疎開生活を送っていたようなものでしたから着物を着るゆとりなどまるでありませんでした。

GWも過ぎた頃からそろそろと思った矢先、今度は家族の入院などでまたしてもゆとりなし。

そんな中でむくむくと湧いてきたのが「ようし、着物のメンテをするぞ~!!」という修理意識(笑)です。

寸法が大きすぎる母の着物、取れないといわれた染みが付いたままの結城(しかも薄色!)、ごわごわうねうね、どうにも着用に堪えぬ京都の有名織屋さんの紬…

ワインの瓶底に溜まった澱が動かした拍子に浮遊するかのごとく、長いことず~~っと気にかかっていたその着物たち!

え~い、もう直しますっ、潔くまとめて直しますって!

Mt1

母の小紋: 寸法直しました。袖丈もぎりぎり標準に出せました。八掛再利用(黒いのはたんに置いてみた帯です)

Mt2

母の紬: 同上。 この八掛の色はお気に入り。「こと着物に関してだけ」は、母の趣味に一目置いてます。

Mt3

誰かの塩沢: 同上 + 積年の袖汚れもきれいに落としてもらいました。

Mt4

Mt5

実際は画像よりずっと濃い色、マイカラーの深紫色です。

深い深いその色に一目惚れの京都鷹ヶ峰産でしたが、生地を柔らかくするために洗い張り(それでも仕立士さん泣かせだったそうです)、衿や内上げ部分の仕立ても相当工夫していただきました。

今回直しをお願いした先は阪神大震災の経験者で、私の「直したい心境」をとてもよくわかると言って下さいました。

もちろん心境だけでなく、より良いかつリーズナブルなプロのアドバイスをたくさんいただきましたよ。

なんだかほんと、すっきりしました。着物だけでなく、気持ちも!

来週あたりには残り1枚も仕上がってくる予定です。

この秋からさっそく袖を通してあげたいと思います♪

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