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2010年10月

いきなり冬

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さ、寒い。

この秋(?!)お初のストーブです。

11月前にストーブ出すなんて初めて…

出しついでに、フリースケット、ボアのマット、レンチンといきなり冬仕度です(すべて猫用品)。

寝具に通勤着、人間さまのほうはこの週末かな。

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秋色を楽しむ

昔パリの靴屋さんで知人の買い物に付き合ったとき、彼女の選んだブーツが茶のような、そうでないような不思議な色をしていたので、お店の人に何色か尋ねたところ「マロングラッセ色です」。な~るほど。

日本の伝統色にも栗色、栗皮色などがありますが、マロングラッセとはいかにもフランス的で面白いなあと思いました。

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ひとくちに茶といってもほんとうに様々で、とりわけ和の色は「四十八茶百鼠」の世界、色合いもトーンも微細な段階に分かれていて実に微妙です。

また、四季がはっきりしているためか、中にはある季節と結びつく色もあるように思います。

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たとえば黄色、ほんのりクリームなら春、こっくりした色なら黄菊から秋を連想します。

また黄緑も春には明るく透明感のある鶸色、深みと黒みのある草色なら秋の色です。

私は秋生まれのせいか、基本的には秋の色の方がしっくりくるような気がします。

だから一年のうちで最も着物合わせが楽しいのも秋なのかもしれません。

10月のコーディネートの続編、今度は小物で秋色コーディネートをしてみました。 

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実りの秋にはやはり深く熟した色がイメージとして浮かびます。

ちなみに今回使用した小物に付いていた色名は次のようなもの:

臙脂色/羊羹色/黒紅柿/葡萄色(えびいろ)

草色/宗伝唐茶/生壁色/香色

名前を聞くだけで私などもうワクワクしてしまうのですが♪

さて、それでは濃色と薄色の着物、帯は染と織の2種類で秋色の帯廻りを楽しんでみることにしましょう。

◆染帯◆

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◆織帯◆

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染帯はそれだけでも十分秋の雰囲気なので、あとは着物の色との調和を考えればよいでしょう。

また、ブルー系の織帯は藤の花や笹など色々な柄が織られています。

今回は秋なので前帯に菊を出しましたが、藤に変えて帯揚げ一本替えればすぐさま春姿に変身できそうですね。

そのほかも小物のトーン(明るさや鮮やかさ)を変えるだけで季節感ががらりと変わってきます。

そんな小物マジックも着物の面白みのひとつ。

いずれにせよ、着物や帯の色数が多くなければ臙脂や金茶など定番の色は問題なく載るはずです。

また多色使いならその中から秋らしい色を見つけてそれに合わるとよいかもしれません。

季節をイメージしながら、まずはお手持ちの小物でいろいろ試してみて下さい♪

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作家と猫

先日の駆け足旅行の折、家人が車中用に本を貸してくれた。

猫 (中公文庫) Book 猫 (中公文庫)

著者:大佛 次郎,有馬 頼義,尾高 京子,谷崎 潤一郎,井伏 鱒二,瀧井 孝作,猪熊 弦一郎
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

洋の東西を問わず、猫好きの作家は多いが大正~昭和期の名だたる物書きたちによる猫のエッセー集だ。

物を書くことを生業としているのだから読ませて当然といえばそうだが、それにしてもその観察描写は見事にツボどころを押さえてくる。

中でも猫の尻尾振りについて書かれた谷崎潤一郎の「客ぎらひ」の一節には嵌ってしまった。

以下、引用。

「…何にしてもその尾を以てする返事の仕方には、一種微妙な表現が籠もつていて、

声を出すのは面倒だけれども黙つているのも余り無愛想だから、ちよつとこんな方法で挨拶して置かう、と云つたやうな、

そうして又、呼んでくれるのは有難いが実は己は今眠いんだから堪忍してくれないかな、と云つたやうな、

横着なやうな如才ないやうな複雑な気持ちが、その簡単な動作に依つていとも巧みに示されるのであるが、…」

(「猫」 谷崎潤一郎 猫 ねこ-客ぎらひ より)

なんとも痒いところに手が届くような名文ではないか。

ただでもこの文章には感激するが、目が留ったのにはほかにも理由がある。

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拾われて我が家の猫になって1ヶ月半、大人の一歩手前くらいのこの猫はどういうわけか、尻尾振りをしないのである。

こんな子、いるんだろうか…子供の頃から野良の居候も含めて飼った猫の延べ数は相当な頭数になる。

返事がわりに尻尾を振らなかった猫、いたっけかな…記憶にない。

これは猫の新人(猫)類だろうか。不思議な子だ。

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睡眠不足

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いつものように果敢に攻め始めたものの、

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どうも近頃眠いのだ…

(解説)拾われ猫のミントとはまだ別居生活です。対面は網戸越しだけ。

気になる…かくしてこの1ヶ月半、ハイテンション・耳ダンボでついつい睡眠不足に。

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とうとうおもちゃを加えたままz、z、z…

この週末から同居解禁の予定です。

さてさて、どうなることやら。

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あさくさ和装塾第5回レポート

あさくさ和装塾第5回のレポートが届きました。

また前回同様、参加された方からお写真もいただきました。

いつもありがとうございます!!

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この日のゲスト、胡蝶さんと

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どじょう鍋の飯田屋さんで

早いもので次回はとうとう最終回です。それではまた。

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秋単衣+袷の10月

秋の訪れをようやく感じられるようになりました。

思い入れたっぷりに着物と向き合うにはやはりこのくらいの陽気でないと…

それにしても今年の夏は暑くて長かったですね。

9月の終わりになってやっと単衣を着てみようかという気分になりましたが、満足に着ないうちに月が変わってしまった(笑)

とはいっても10月もまだ暑い日があるらしいですから、しまうのはもうしばらく後で。

4、5月も気温によっては前倒しで単衣を着たように、10月も暑いと感じれば単衣を着てしまいましょう。

こういうとなんだか「衣替え」のけじめを崩すことを勧めているみたいですが、よほどの席でない限り、裏付き・裏なしの別などあまり気にせずによいと思います。

友人との気軽な会食に汗だくで袷を着ているより、シックな木綿にうさぎとお月さまの帯の方がずっと素敵です。

真夏・真冬以外は隣り合ったシーズン同士、袷/単衣/薄物の境をゆるくして臨機応変、自由に着分けるほうが今らしいんじゃないでしょうか。

ただし、この「自由に」が案外と曲者。

「自由に着てよい」=「なんでもよい」は少し違っているように思うのです。

ガチガチのルールに従って着ていればとりあえず安心でしたが、自由にと言われた途端、すべての判断は自己責任に。

何をどう着るか、そのひとのセンスが試されることになるわけです。

季節にふさわしい質感、色、柄、全体の統一感など、裏の有り無しのように単純にいかないところがかえって難しいかもしれません。

そういったことが分かるようになるにはやはり時間と場数、なるべく多くの機会、人、物に触れ、自分の眼を養ってゆくことが必要です。

まあ、何事も「ただ」では手に入りません。

面倒と思うか、悩ましくも楽しいと思うか、それも着る人次第です。

さて、10月本来の袷、もちろんこちらの準備もぬかりなく。

なにしろ袷では暑いからいきなりコートが欲しいに気温が激変することも珍しくありません。

「暑苦しい袷」や「間にあわせの単衣」は無粋というもの。

お天気次第でいつでも切り替えられるよう準備を整えておきましょう。

それでは羽織やコートで隠れてしまう前のひととき、心ゆくまで秋の装いをお楽しみください。

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単衣というと紬や御召が一般的ですが、これは重めの縮緬を単衣に仕立てたもの。

前倒し/後倒しの単衣にはちょうどよい塩梅です。

深いボルドー色が秋らしい古代縮緬の帯は刺繍で薔薇一輪。

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暑さの残る秋口にはひんやりした手触りの大島もよいものです。

ろうけつ染めの帯は着物からのリメイク品、秋らしく茶系でまとめてみました。

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肌寒くなると手に取りたくなるのが結城紬です。品よく着回せる薄藤鼠の無地。

今回はちょっとあらたまった席やパーティーにも向く塩瀬の帯を組み合わせてみました。

焦げ茶地に金泥だけで描かれた蔦模様が繊細です。

実りの秋…

10月の続編として小物の「秋色コーディネート」を準備中です!

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平穏な日々

オジさん宅でのロングステイも終わり、再び平穏な日常に戻りました。

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あれほど暑かったのに蒲団の上がすっかり気持ちよい季節に変わっていました。

(正面向いてるのに真黒なタンゴ)

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T:「ミュゲ姐さん、そういえばまた猫が来たんですって、やーねぇ」(そういうアンタも猫なんだが…)

M:「ふん、しかも同じ毛色のシマシマなんですってよ、あの小娘たち。

見分けがつかなくて困るじゃないのよ、やーね」

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M:「ま、なんでもいいわ。」

T:「うん、寝よ、寝よ。」

どんだけ?!の年増猫たちの、なんでもない日常の幸せ…

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進化するタンゴ

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品川のオジさん宅にホームステイ中のある日、

突如タンゴがソファーからダダッと移動。

虫でも見つけたか? いやちがう、テレビだ!

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“ダーウィンが来た!”の鳥さんにかぶりつき状態。

あのタンゴが…

根も単純だが、何事につけ学ぶペースがほかの子の3倍くらいはかかる。

予期せぬ進化に母は思わず涙。

でかしたタンゴ、10年目の快挙だ!

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駆け足で温泉

今年の夏はどこかへ出かけるゆとりもなかった。

やっとひと息、と思ったら今度は猫が来た。

栄養失調の猫を放ってはおけない。

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それから約一ヶ月、猫も元気になり、駆け足で宇奈月温泉へ出かけた。

東京をお昼に出発、越後湯沢から魚津へ。

そこから2両編成の列車に揺られて終点まで。

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たちどころに子供時代へワープしそうなレトロな車内。

宿に着いて貸切状態の温泉につかった後はアワビの踊り食いをつつく。

猫たちいるし、明日の朝早くにはもう帰らなきゃ。

駆け足旅行だったけれどしばし都会の雑踏や喧騒を逃れてリフレッシュ、ほ~っ。

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