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4月 フォーマル「的」コーディネート(2)

前回に続き、ふだん着物のフォーマル「的」着こなしについて少し整理・補足しておきたいと思います。

(はじめに)

ゲストの装いは場に華を添え、全体の雰囲気を盛り上げるためのものです。

いくら個性が大切でもその場の調和をくずしてまで優先するものではありません。

一般的にあるフォーマルといえばお子さまの卒業・入学式や結婚式が挙げられると思います。

結婚披露宴などは伝統的格式に則ったものからレストラン・ウエディングやリゾート地でのパーティーなどさまざま。

格式高い場所やホテル、初対面や年配者の多い場合にはやはりそれなりの装いが求められると思います。

同様に、年代にふさわしいということもあるでしょう。

反対に、ぐっとくだけた集まりや気軽なパーティーにひとり頑張りすぎたフォーマルで場違いに目立つのはなんとも居心地の悪いものです。

場所、集まる人、状況をよく判断し立場をわきまえることは着物といえども他と同様です。

今回はきちんと感を前提に出過ぎず、控え過ぎず、センスよく、しかも低予算で!

なんとも欲張りな話ですが、現代女性にはそんな臨機応変のフォーマル「的」着こなしが似合っているのではないでしょうか。

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(photo: 礼装らしい帯と帯締め)

(着物について)

ふだんの外出と兼用しやすいのは色無地、江戸小紋、付け下げなど。小紋も格調ある飛び柄なら○

色は濃いものより淡いものの方がフォーマル感を出しやすくなります。

お洒落向きの訪問着もありますが兼用ならあまり趣味性の強いものは避けた方がベター。

季節のはっきりした柄なども時期によっては着られなくなります。

(紋)

紋を入れると今度は逆に気軽にどこへでもというわけにはいかなくなります。

最初は入れずに、いざとなったら後から加工してもらうほうが賢明です。

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(photo: 気品ある波紋を染めた帯)

(帯)

フォーマルの帯といえば普通は袋帯ですが、これも留袖用からお洒落向きまでいろいろ。

この場合は礼装用あるいはそれに準ずるものがよいでしょう。

また、名古屋帯も品格のある古典・伝統模様ならフォーマルにも締められます。

袋帯/名古屋帯の種別より柄付けに重きが置かれるといえます。

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(photo: 個性の強い礼装用帯揚・帯締め)

(小物、その他)

小物の使い方次第でフォーマル度は上下します。

着物の柄付けが少ない分、小物で「らしさ」を出すとよいでしょう。

ただし、あまり小物だけが浮いてしまわないよう着物や帯とのバランスを優先させてください。

これも着物と同じく淡い色目の方が上品でフォーマルらしくなりますが、その分個性は控え目に。

本来の礼装襦袢は白ですが、目立たない淡い色なら代用できます。

礼装用コート…もうきりないですから、余裕ある方だけどうぞ。

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(photo: (上)レースやビーズで華やかさを演出 (下)ふだんのドレスアップからフォーマルまで広くカバーできる草履)

(終わりに)

この着物にはどんな帯や小物?

兼用できる着物を中心に日頃から仮想フォーマル・コーディネートをしておくとよいでしょう。

ある程度着物を着るようになれば必ずあらたまった場の機会は出てくるものです。

直前になってあわてて揃え結果的に高い買い物についたり、今ひとつ気に入らなかったり…

頭のなかに情報がインプットされているとバーゲンやアウトレットで思わずピン!と来るものに出会うことがあります。

賢く備えて憂いなし♪

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