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2010年2月

陶器のお雛さま

もうすぐ雛祭り。

子供の頃は決して高価なものではなかったはずだが、とりあえずオールキャストの段々飾りがしばらくのあいだ部屋の中に飾られていた。

いつの頃からかリストラされてお内裏さまとお雛さまだけになり、やがてその習慣もなくなった。

あのお二人、実家のどこかにまだいらっしゃるのだろうか…

目下のところ、行方不明である。

Hina_2

もう何年か前のこと、たしか暮れの銀座だったと思う。

どこだったか創作陶器のコーナーでこのお雛さまを見つけた。

都会のマンション暮らしに畳の和室など望むべくもない。

それでなくともスペース的、また違和感なく置けるとなるとなかなかこれというものがない。

でもこの二人なら身の丈5cmほど、お洒落でいいかもと気に入った。

Hina2

アップ→

ヴェルサイユのバラの巻き毛かに見えたのは実は羊さん。

奥方の方がややメタボなのが微笑ましい。

でも、なぜ羊?― 明けた新年の干支が羊だった。

羊は私の干支、これもなにかの出会いと購入した。

帰って玄関コーナーにさっそく飾ったら、猫も大いに気に入ったらしく翌日には早くも下へ叩き落とされていた。

陶器なんだから!と結局ガラス戸の戸棚の中へ移動してもらうことに。

その戸棚は今は埼玉の家にあるが、出したら今度も猫に落とされるだろうな…やっぱりやめとこ。

そんな事情ですみませんが、今年もまた戸棚の中で。

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飛鳥山~王子

もうずいぶん若い頃からになるが3ヶ月に一度ほど、定期的な検査で巣鴨の医院へ通っている。

この日はいつもより時間がかかるはず…だったが、思いのほか早く終った。

よく晴れて春のように暖かいから外歩きが気持ちよい。

ちょっと遠回りになるけど、来たときと反対方向へ歩いて飛鳥山公園へ。

平日の日中のせいかほとんど人もいない。

桜が咲いたらきれいだろうなあ。

公園内には「紙の博物館」もあって覗きたいところだが今日は時間がないので通り抜けるだけ。

Asuka

「飛鳥の小径」という散策路。なかなか趣がある。

Nagaya

小径を下って王子駅へ向かう途中、なんともレトロな長屋が。

この時間はまるで寝静まったよう。

王子駅の近くには名物の玉子焼きを売るお店があるらしい、今度一度ゆっくり歩いてみたいな。

帰りの京浜東北線は普段しょっちゅう使っているけれど、王子から上野までの間はなんだかとってものどかだ。

戻ればまた仕事だけど束の間旅気分のちょっと新鮮な時間。

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猫が踏んじゃった♪

Piano コンサートで聴いて気に入ったカッチーニのアヴェ・マリア。

そうだ、楽譜を手に入れよう♪

もちろん弾く気があって、だけど…

昔なら軽いもんよが悲しいかな遠ざかってン十年、指先が甚だ心許ない…

溜息まじりの弾き手、ま、ぼちぼち。そのうち何とかなるだろ。

Piano2_4

そこへ強力な助っ人登場。

え?代わりに弾いてくれる!

(けど、目近すぎやしないか?)

Piano3_2

鍵盤踏んで、

アヴェ・マリアとは似ても似つかぬシュールな曲を奏でて、

そのまま去った、

のでありました…

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男きものも衿で勝負!

男きものの半衿といったら塩瀬の無地、色は墨色、納戸色、鉄紺あたりが一般的でしょうか。

(…とばかり思っていたら、昔は「黒」以外は邪道だった!ということを着物好日のchiyaさんから教えていただきました。ありがとうございます。)

まあ、現代に暮らすワタクシ的にはその中でオールマイティといえばやはりグレー。

黒・鼠系はいうまでもなく、紺、茶、緑、白、どの系統の色を持ってきても首ときもの間をしっくり馴染ませ、繋いでくれます。

まあ大概のものなら受け入れてくれる懐の深い色ではないかと思います。

年が明けるとなぜか着物ごころが芽生えるらしいわが弟ですが、先日自分の半衿を替えるついでにそちらもまとめて。

洗ってまた同じものを付けるのも能がないではないか…

男前の衿なら兼用もありかと思いつき半衿箱の中を探してみました。

Ichimatsu

グレーと黒の市松模様、これなんていいかも。木綿。

Tatewaku

正絹のチャコール地に生成の立涌、この程度の柄なら十分いけるか。

Bettin

寒いこの時季、墨色の別珍などもbon!

おお、けっこう使えるではないか。

女物の半衿付けは皺がよらないように気をつけたり、意外と手間のかかる針仕事ですが男きものは衣紋を詰めて着るので余計ごとを考えずにただざっくざくと縫い付けてお終い。あら簡単!

男きものといえどもお洒落心をもって、こんな衿で差をつけてはいかがでしょ?

きものの小径

休日は着物で。着付け、始めませんか?

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室内楽の午後

Mw

休日の午後、友人出演の室内楽コンサートへ出かけました。

演奏はミッテンヴァルト室内合奏団、場所は虎ノ門のJTアートホール アフィニスです。

(会場へ向かいながら、なんだか出勤してきたような錯覚…そうか、仕事場がすぐそば)

さて、定期演奏会のこの日のプログラムはパーセルのシャコンヌ、ハイドンのチェロ協奏曲第1番、ドヴォルザークの弦楽のためのセレナード ホ長調。

チェロ・パートの友人が虜になっているというハイドン、今回の演目推薦も彼女とのことでしたが若きチェロ奏者として活躍中の堀内詩織さんをソロに迎えて若々しい溌剌とした演奏を楽しませてもらいました。

実はこの日、演奏のほかにもう一つ楽しみが。

高校時代のクラスメートが演奏会にやって来ることに!

なにしろ30数年ぶり、お互いわかるかなあと今ひとつ自信が…

演奏者の友人いわく、二人ともそのままだから大丈夫よ~(ってホントかいな?)

演奏後のロビーでめでたく再会!懐かしい~

お喋りに夢中になっていたらロビーはすっかり人けなし、次のコンサートではみんなでゆっくりお話できるとよいなあ♪

Tta

Tta2

ちょっと日にちが前後しますがこちらは10日、音ではなくて絵。

(反射、ぼやけ撮影スミマセン)

以前にいらした先生が毎年グループ展を開かれていて、同僚たちとお昼休みに駆けつけました。

今年の作品、池の水の透明感がとっても印象的でした。

有楽町の交通会館シルバーサロンAで明日13日まで開催です。

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ある企み

Am

やってよいだろうか… ― なにを?

Bm

天袋探索 ― どうぞ。

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No Man's Land

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昨年、同じ敷地内の新庁舎に引越し、今は誰もいなくなった南麻布の旧フランス大使館建物。

そこで現在開催されているのが旧庁舎全館をアートに仕立てたイベント、"No Man's Land" (ノー・マンズ・ランド)です。

Nl2_2

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あとは取り壊すだけとあって、かつての執務室、廊下や階段、トイレ、庭とあらゆる場所がアート、アート、アート。

シュレッダー屑も立派なオブジェになっていたりです。

Nl3_2 取り壊しとともに消え去る、束の間の時間のための作品の数々。

周りの環境や建物まで取り込んで表現するインスタレーションの表現形態はフランスあたりではよくありますが、さすが日本の中のフランス。

やることが半端じゃない!

Nl5_3

何よりも感心したのは、どうせ壊してしまうならという逆手に取ったその発想。粋です。

1月いっぱいで閉幕予定が好評につき今月18日まで延長。

ご興味ある方は会場へお急ぎ下さい。

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春を感じるコーディネート

2月、まだまだ寒いです。

でも陽光は確実に春めいてきました。

新春には青みを帯びた雪や氷のような白さで気分をきりりと引き締めましたが、2月に入ると少し暖か味のある明るい色あいが欲しくなってきました。

柔かなイエロー、紅をわずかに含んだベージュ…ちょっと寒さ疲れしてきたのと、そろそろ蝋梅や紅梅・白梅など梅の花が気になりだす頃だからかもしれません。

今回はそんなコーディネートを。

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ピンクベージュの小紋にすっきりシンプルな梅花の袋帯。

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梅の後には桜の予感、地紋には桜の花びらが織り出されています。

Fv3

淡い色あいの真綿紬はふっくら暖か。

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芥子色の格子のきものに抹茶色の紬の染め帯を合わせてみました。能衣装柄取。

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光の加減で緑がかった焦げ茶にも見えるニュアンスのある黒の無地紬、どんな帯でも載ってくれるスグレモノです。

今回は春霞のようなぼかしの洒落袋で柔かに。

柄のないもの同士の組み合わせなので小物は如何様にも。好み、その日の気分。

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たとえば優しく仕上げるか、Fv7

モダンに決めるか、帯締め一本の技どころ。

きものの小径

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あさくさ和装塾(第1回)

Omote

浅草にある履物の老舗、辻屋さんが主催する「あさくさ和装塾」がいよいよスタートです。

その第1回目が1月の最後の土曜日に開かれました。

浅草は和装関係のお店が多く、一廻りすればなにからなにまで揃ってしまう、しかも庶民的お値段と嬉しいことづくめの町です。

今回はそこのプロからお話をうかがいながらヒントを学ぼうというもの。

企画・プロデュースは辻屋若女将、富田里枝さんです。

まずは塾長こと、辻屋店主の辻毅政さんによる表の履物についての履物講座から。

良い畳表とは?―編み目がなるべく細かいこと。

素材は竹の子や棕櫚だそうですが、上等の畳表から比較的安価なノザキ表など、工程にかかる手間ひまで価格もピンキリ。

因みにこの日は一足18万円(!)~2万円くらいを実際に見せていただきました。

畳表の履物は足入れしたとき滑りやすい。これを防ぐには?

―(草履の方ではなく)足袋裏を雑巾で拭く!へえ~、な~るほど。また鼻緒を微調整するだけでも違うそうですよ。

表の履物のTPO―現代の牛革草履が登場するのは戦後のこと。それ以前は普段は下駄、改まった時には草で編んだ履物=草履を履いたことから、この畳表は雪駄・女物ともフォーマルとして通用します(ただしカラスなど色つきはNG)。

注意点はとにかく濡らさないこと!きっちり編み込まれた草がふやけて浮いてしまうと修復困難。

いやあ、履物一足をとっても奥が深いです。

この日はつづいてIKKOさんとも雑誌などでお仕事をされているきものスタイリストの吉田アヤさんによるフォーマル帯講座。

最後は噺家さんたちの憧れ、帯専門店「帯源」さんへ実際に行って女将さんから帯選びや合わせかたなどのお話をうかがいました。

ところで集まった皆さん、年齢層も広く男性もお一人、とにかくよく質問なさいます。

その熱気に好きこそ原点とつくづく。

と同時に、日常の生活から着物が離れてしまって気軽に聞ける場や機会が少くなって困っている方が多いんだなあ、とも(なんとかせねば!)。

有意義な和装塾第1回目でした。

さて、それではまた次回を楽しみに♪

第1回和装塾の報告が届きました。当日の様子は以下でご覧下さい。

http://www.getaya.jp/wasoujuku/201001/report/

きものの小径

今年こそきもの!個人レッスンいたします

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週末はコンサートへ

P1020103_2               

1月もあっという間に終わりました。

…と、とりあえず言って、その実そんなことにはちっとも驚かなくなったこの頃です(悲しい…)。

その月末の日曜日、入間市民会館で行われた高嶋ちさ子&溝口肇のコンサートへ出かけました。

とにかく元気で明るい高嶋さん、いつも物静かな溝口さん、この組み合わせは太陽と月、昼と夜って感じですか。

ヴァイオリンやピアノの名曲、お馴染みのチェロの曲に伴奏者も加わった3人のトークなど、とっても和やかな雰囲気のコンサートでした。

最近は高音がどうも苦手になったというか、ヴァイオリンよりビオラやチェロ、ソプラノよりメゾソプラノが落ち着くのですが、ヴァイオリンで演奏されたカッチーニ(G. Caccini、1545頃~1618)のアヴェ・マリアはこの日一番気に入ったもの。

古い曲なのに演奏されるようなったのはこの10年くらいという説明に興味がわき調べてみると、実はソ連の現代音楽家が彼の名前を使って発表したもの…ふむ、なにやらいわくありげな。

これまで知らなかった名曲に出会えるのもコンサートの楽しみのひとつです。

それではさっそくamazonチェック♪

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