小川和紙
先日、小川町(埼玉県比企郡)へ出かけた。
家人がそこで開催される「和紙マラソン」に参加するためだ。
私はもちろん走らない。単位がキロだなんて、そんな滅相もない。
走るのは嫌いだけど紙は大好き。
和紙マラソンと銘打つだけあって、ここは日本でも有数の和紙の産地、その紙に釣られて毎回お伴する。
紙なら便箋・葉書、ポチ袋に包装紙、なんでも。
旅に出たときは何がしか紙モノを買って帰る。
外国のものならイタリアが素晴らしいかな。
でもなんといっても日本の和紙が一番きれいだと思う。
スタートと同時に私は伝統工芸館へまっしぐら。
折り紙サイズの和紙
まるで印象派の絵のよう、というより日本画が手本だからこっちが先。
しょうが紙には草の葉が漉き込まれている。
すりおろした生姜に似てるからしょうが紙?
さくら柄を透かしたもの
この工芸館には和紙のほかにも藍染や秩父銘仙の端切れ、足利織など、実はきもの好きにはなかなか楽しい場所だ。
あれこれ物色している間にすぐ時間が経ってしまう。
おっと、そろそろゴールする頃とあたふたゴール位置へ移動。
駐車場からコースへ向かう途中にはもみじの落ち葉が。
こちらはさしずめ自然の絵画といったところ。
いつかゆっくり和紙の工房巡りでもしてみたいなあ。
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コメント
素晴らしい写真です。自然の色って素敵。
投稿: M.S | 2009年12月20日 (日) 23:45
自然の色がやはり一番ですね。川向かいの工房で草木染めをやってみたいですが、いつのことになるやら。
投稿: chaton | 2009年12月22日 (火) 09:38