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2009年12月

吉岡幸雄さんの植物染め

日本橋高島屋ギャラリーで開かれていた「日本の色 万葉の彩り 吉岡幸雄の仕事」展に足を運んだ。

京都で200年あまり続く染屋の5代目。

日本古来の植物染めにこだわり、今や日本のみならず海外からも熱い視線を浴びる染色家だ。

Manyo2

きものに親しむようになってからは色のことでちょっと調べたいときなど、吉岡さんの「日本の色辞典」はバイブル的存在である。

ただ眺めているだけでももちろん楽しい。

今回の展示は来年の平城京遷都1300年のために制作された伎楽の装束や、奈良の古寺から運ばれた幡や衣装など。

この時代の色彩は紫、藍、紅、黄とくっきりしていて、いわゆる日本的色彩とは趣が異なる。

雅なたおやかさでも侘び寂びでもなく、もっと単純で、おおらかで、いかにも大陸的だ。

ただし自然にあるもので染められた色は決して「原色」ではない。

あれ?どこかで見たことが…東大寺のお水取りで使われる和紙の椿も吉岡工房作と今回初めて知った。

Manyo

11時と3時にはご自身による作品解説があるというので年末の忙しいときゆえ午前中に!と思って結局午後の部に…

そのお話を聞いてあらためて思ったのは、万葉の頃からの染色が今も途切れず続いていることの偉大さだ。

しかも古代と殆んど変わることのない素材と方法によって、である。

吉岡先生によれば、それを可能にした要因のひとつは日本という律令国家の管理体制の良さだという(昔から日本人は真面目で几帳面だった!)。

正倉院には実際の染織品だけでなく、染色方法の記録や当時使われていた木の実や花、媒染の薬などが今でも残っているそうだ。

木、紙、布など日本の文化を支えるのはどれも簡単に朽ち果ててしまいそうなものばかり、その儚いものたちが後世へと人の手技を継承させているのだからおもしろい。

絹布をコチニールと矢車で染めた鈍紫の美しかったこと…

明治以来、化学染料とジャカード機に大方は取って変わられたとはいえ、今も万葉の頃からの技を受け継ぎ、日本の伝統色を守りつづけてくれる人たちのいることが嬉しく、また誇りに思える展示の数々であった。

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うとうと…

Zz

ストーブにあたってついうとうと…

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倒れる~

2dan

そして猫段々

う~む、今年の大掃除も猫の手は期待できそうにない…

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"わたくしごと"―浜田真理子コンサート

Mariko

パルコ劇場で行われた浜田真理子の二夜連続コンサート"わたくしごと"の初日に出かけた。

普段は島根でふつうのOL暮らし.、インディーズ、知る人ぞ知るミュージシャン…

私は新参者で、NHKスペシャルのドラマ「白洲次郎」の中で歌われていた「しゃれこうべと大砲」を聴いてCDをまとめ買いしたくちだ。

今回のコンサートはリリースされたばかりの4枚目のアルバム「うたかた」を含む新旧の曲をおりまぜたもの、二夜とも違うプログラム構成だ。

事前に発表されていたプログラムにはなかった「しゃれこうべ…」を3曲目に歌ってくれた。やっぱり生は最高♪

ビブラートを一切かけない声、ゆっくりと丁寧に弾き語られる詞、歌詞の一言一言がなんの細工もなしにストレートに入ってくる。

知らない曲なのに、前から知っているみたい…

ず~っと昔に埋もれてしまって、自分でもすっかり忘れたと思っていたものが底の方から溶け出してくる…

ある日友人から打ち明け話をされ、うんうんと聞いているうちに「こ、これって彼女の話よね」と内心ちょっと動揺してうろたえる、喩えるならばそんな気持ちに似てるだろうか。

クリスマス前の休日前夜、さぞや若いカップルが多いのかと思いきや二人連れでもかなりの年配者や、スーツ姿のオジサマ単身なんて方がけっこう目に付いたのも、そんなどっさり堆積した思い出の持ち主だからだろうか。

Mariko2

新譜を購入、ついでミーハーにも並んでサインをもらった。

また聴きに行きたい。

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クリスマスカード

Noel

以前同じ仕事場にいた方からクリスマスカードが届いた。

いっしょに仕事をしたのは1年ちょっとと短かったけれど、みんなから頼られる人望のある人。

今年は喪中だというので数人で寄せ書きしたクリスマスカードを代わりに送った。

そしたらそれぞれに返信。こちらは皆で1枚だというのに…

マメで律儀なところは相変わらずだ。

元々は堅いお役所のエラ~イ方で今は公証人といういかめしい仕事をされているが、いただいたカードははっきり言って派手。

Noel2

立体組立て、ホログラム素材、闇夜でも光る。

さすが名古屋人?!

ありがとうございました♪メリークリスマス!

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小川和紙

先日、小川町(埼玉県比企郡)へ出かけた。

家人がそこで開催される「和紙マラソン」に参加するためだ。

私はもちろん走らない。単位がキロだなんて、そんな滅相もない。

走るのは嫌いだけど紙は大好き。

Ogawa

和紙マラソンと銘打つだけあって、ここは日本でも有数の和紙の産地、その紙に釣られて毎回お伴する。

紙なら便箋・葉書、ポチ袋に包装紙、なんでも。

旅に出たときは何がしか紙モノを買って帰る。

外国のものならイタリアが素晴らしいかな。

でもなんといっても日本の和紙が一番きれいだと思う。

スタートと同時に私は伝統工芸館へまっしぐら。

Insho

折り紙サイズの和紙

まるで印象派の絵のよう、というより日本画が手本だからこっちが先。

Syouga

しょうが紙には草の葉が漉き込まれている。

すりおろした生姜に似てるからしょうが紙?

Sakura

さくら柄を透かしたもの

この工芸館には和紙のほかにも藍染や秩父銘仙の端切れ、足利織など、実はきもの好きにはなかなか楽しい場所だ。

あれこれ物色している間にすぐ時間が経ってしまう。

おっと、そろそろゴールする頃とあたふたゴール位置へ移動。

Momiji2_3

駐車場からコースへ向かう途中にはもみじの落ち葉が。

こちらはさしずめ自然の絵画といったところ。

いつかゆっくり和紙の工房巡りでもしてみたいなあ。

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お久し!今週の1本

Nouminr

久々の1本は”Noumin Rosso”ノウミン=ロッソです。

栃木県足利市にある「こころみ学園」のファーム/ワイナリー「ココファーム」の産です。

知的障害を持つ人達が丁寧に選別したカベルネやメルロー、それにノートンの葡萄から醸造されたものです。

口当たりはまろやかで、なんと言ってもピュアな感覚がとてもいとおしく感じられるワインです。

新小岩のダイニング” wakabang ”で紹介していただきました。

密かにワイン好きに知られつつあるワインのようです。

(by ☆)

おまけ

すっかりご無沙汰の「今週の1本」、久し振りのライター、by☆でお届けしました。

ワイン・コラムはご無沙汰でしたが飲んでいないわけではありません。

いや、むしろ飲みすぎか…酒量↑消化力↓来年は少し控えよう、マラソンタイム上がるかもよ。

今回紹介のワインはもちろん白=「農民ブラン」もあるので今から楽しみです!

な~んて言ってるから、控えられないんだわあ。(by ma)

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庭園美術館へ

Teien

庭園美術館、何年ぶりだろう。

旧朝香宮邸、完璧なまでのアールデコ様式の建物。

「パリに咲いた古伊万里の華」を目当てに来たのだけれど、ここではいつも建物そのものについつい目を奪われてしまう。

皿や壺の展示品よりある意味熱心に、天井を見上げてはどーだ、窓がどーしたとか話している客はやはり目立ったのだろうか、

「この照明の真下に立って見上げるとまたおもしろいですよ」などと年配の学芸員の方が声を掛けてくださる。

素直にやってみる。やや、ほんとにおもしろい。

立ち入り禁止の書斎をうっかり通り過ぎてしまいそうになると、駆け寄って「ここを見逃してはいけません!」

おお~っと、いけない。素晴らしい書斎を危うく見過ごすところだった。

ありがとうございますとこちらも丁寧にお礼を言う。

この学芸員さん、きっとこの館が大好きなんだろうなあ…

煌びやかさはない。むしろ質素とさえ思えるくらい。

でもよくよく見ればその徹底したこだわりようには溜息が出てしまう。

ラリックのガラス装飾やモザイクの床、天井から下がる照明、暖炉の覆いの細工、どれひとつ同じものはない。

ああ、なんて贅沢な時代。

床を黒と白の石で市松に配したウィンターガーデンのガラス越しの陽射しがいかにも心地よい。

俗人の家ならさしずめサンデッキとかサンルームとか呼ばれるのだろうが、う~ん、ちがうなあ、やっぱり。

Teien3

写真、何枚か撮ったんですが…

最近なにを撮ってもボケ気味なのよね。

メガネを変えたせい?

それとも目がボケ?

このスタンプもボケだけど、ま、許されよ。

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この2週間~メドレー風

11月も終わり12月に入ったと思ったら今日はすでに10日ではないか。

その間あれやこれやと催しが重なりました。

途中、体調不良もあってすっかりこのブログもさぼり気味、本日は一気にメドレー風で。Photo

その1

11月最後の土曜日は小田原で小・中学時代の同窓会。

その記念写真が届きました。

そこの男子!先生と区別がつかないよ~

Wakabang_2

その2

家人と同じ会社のグルマン、とうとう奥様がダイニングを開店です♪

wakabangという可愛らしいお店へ早速お邪魔しました。

次々と出てくる手料理のお皿に舌鼓を打ちながら、とっても美味しいのにとってもリーズナブル価格な第3国ワインを堪能。

気づけば家人とふたり、2本空けていた!いや満腹満足♪

新小岩の駅から徒歩7分、お近くへ行かれた方は是非お立寄り下さい。

wakabang : 江戸川区中央4-1-11 03-3656-5909

Ensembre

その3 小江戸川越でキモノの集まり

その4 代官山ヒルサイドテラスで友人夫妻出演のアンサンブル

・・・のはずが、突如の体調不良・・・

あえなく断念、う~、どちらも楽しみにしてたのに残念無念。

Bingo

その5

週が変わって仕事場の忘年会。

今年の会場は鳥居坂にある国際文化会館です。

ここは戦後、ロックフェラー財団からの払い下げにより日米の人物・文化交流を目的につくられた施設だそうです。

日本庭園の向こうには全く建物がなく、ただ空だけ。ここは本当に六本木か??

ところで、今年の忘年会のお楽しみ、ビンゴゲームでなんとワタクシ一等賞に!美味しさいろい便、何を選ぼうかしらん♪

Rfavart

その6

恵比寿のRue Favartでプチ忘年会☆

もう20年以上(長い・・・)わがヘアスタイルを維持してくれている大切な美容師さん、毎月通ってますがこうして会うのはちょうど1年ぶり。

お薦めのロックフォールのチーズケーキ、美味~

ということでさすが年末、イベント・ラッシュでした。

美味しいものを食べたり飲んだり、何よりいろいろな人に会えてお話できるのが楽しいこの季節です。

12月後半、まだ続きますよ~

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蓋暖房

もう12月、お寒いです。寒いときはここが一番!

Fuyu

と、やって来たのは

バスタブの蓋の上

Fuyu2

ネコロリ~ンとすれば

じんわ~りぬっく~♪

床暖房ならぬ蓋暖房

Fuyu3

やれやれ、暖まったわ。

ニャ、行くか。

(尻尾太っ、これで通常です)

家内エステでお気楽な日々…

あ、キミそろそろワクチン打ちに行くけどビビらんでよ。

診察台の上でもリラ~ックス、は無理か。

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