« ラストチェック | トップページ | アスパラがメインの日 »

光を染める

P5220422 

先週、生徒さんの付き添いである作家さんを訪ねる機会がありました。

ローケツ草木染を手掛ける東京友禅の山田真己先生です。

P5210355_2

第一印象:ステンドグラスを通して差し込む光の色。

とにかくその色の綺麗なこと!

どの作品も、南仏の陽射しのような明るい光をを含んでいます。

とりわけ印象的なのが青。

シャルトル・ブルー…現代にはもう出せないといわれるシャルトル大聖堂の中世の青、思わずその青を思い浮かべてしまいました。

P5210311 

さて、今回生徒さんが発注されていたのはこちら。

縦縞に織られた黒の無地の着物、片袖だけに桜の柄が染められています。

裏地も同じ桜柄。裾周りと柄の無い方の袖口だけに出るよう染められています。

(多色使いの縞は帯です!)

反物を実際に当てて試着していたら、いつのまにか周りにギャラリーたちが。

知っている人も、見知らぬ人も思わず見惚れてしまう,そんな素晴らしい出来栄えでした。

ところで、この着物はなんと呼べばよいのでしょうか…

柄は片袖だけ、絵羽ではないからもちろん訪問着ではありません。

付け下げでもないし、さりとて小紋ではない…

先生も含めて、さあ何でしょうねえ(笑)

柄や色使いも含め、とっても自由で新しい感覚の着物たち。

きっとそれは先生のお人柄、でもあるのですね。

さて、次はどんな作品を創られるのでしょう。楽しみです!

|

« ラストチェック | トップページ | アスパラがメインの日 »

めでる(美)」カテゴリの記事

着物」カテゴリの記事

コメント

先日はお忙しいところ、ありがとうございましたm(_ _)m
しかも遠くまでsweat01sweat01帰りも遅くなってしまいまして…
実際の作品はもっともっと色が綺麗でしたねshineshine
写真ですと表現しきれないのが残念ですdown

cherryblossom桜の絵柄について
2007年に名披露目(なびろめ)という名取披露をしました
『桜の宿』という故家元、二代上原真佐喜(人間国宝)作曲の曲を弾き唄いさせてもらいました
その『桜の宿』歌詞の意味に合わせて染めてもっらた帯があります
↑の絵柄はその帯と同じ桜です

『桜の宿』は姫が亡くなる悲しい唄
夜桜が散る情景です
桜が散る量で悲しみの度合いを表現している唄
儚く、悲しく、そして美しいshine

note散る花を、惜しみとめても君なくば、誰にか見せん宿の桜を。note
最後の歌詞です

投稿: 真璃永 | 2009年6月 3日 (水) 14:07

作家の個性と着る人の個性がものの見事に出会って…素晴らしいですね。
黒地の着物は夜、それを背景に散る桜。儚く美しいだけでなく、妖艶さまでも表した桜重ねの裏地…ただ美しい…それ以外の表現は思い浮かびません。

投稿: chaton | 2009年6月 5日 (金) 12:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/393381/29834482

この記事へのトラックバック一覧です: 光を染める:

« ラストチェック | トップページ | アスパラがメインの日 »