光を染める
先週、生徒さんの付き添いである作家さんを訪ねる機会がありました。
ローケツ草木染を手掛ける東京友禅の山田真己先生です。
第一印象:ステンドグラスを通して差し込む光の色。
とにかくその色の綺麗なこと!
どの作品も、南仏の陽射しのような明るい光をを含んでいます。
とりわけ印象的なのが青。
シャルトル・ブルー…現代にはもう出せないといわれるシャルトル大聖堂の中世の青、思わずその青を思い浮かべてしまいました。
さて、今回生徒さんが発注されていたのはこちら。
縦縞に織られた黒の無地の着物、片袖だけに桜の柄が染められています。
裏地も同じ桜柄。裾周りと柄の無い方の袖口だけに出るよう染められています。
(多色使いの縞は帯です!)
反物を実際に当てて試着していたら、いつのまにか周りにギャラリーたちが。
知っている人も、見知らぬ人も思わず見惚れてしまう,そんな素晴らしい出来栄えでした。
ところで、この着物はなんと呼べばよいのでしょうか…
柄は片袖だけ、絵羽ではないからもちろん訪問着ではありません。
付け下げでもないし、さりとて小紋ではない…
先生も含めて、さあ何でしょうねえ(笑)
柄や色使いも含め、とっても自由で新しい感覚の着物たち。
きっとそれは先生のお人柄、でもあるのですね。
さて、次はどんな作品を創られるのでしょう。楽しみです!
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