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2008年9月

果物のお皿

Fruits

秋といえば、もちろん食!

秋刀魚に松茸、栗、そうそうワインもやっとしみじみじっくり本来の味が楽しめるような陽気になってきました。

ワインも好きならその元の葡萄も大好き、この季節はお店にも巨峰、ピオーネ、甲斐路、ロザリオなど、とりどりに出揃うので嬉しくなります。

今日は黒に赤の葡萄、そこへ洋梨のペアグリーンを入れて見た目にも美味しそうな秋のお皿にしました。

たっぷりの果物が盛られたお皿やボールって、ゆたかでちょっと幸せな気分になります。

あとは癖のない白いチーズにグラス一杯のワインがあれば極楽極楽、これぞ贅沢貧乏というものです。

ところで、

Poire

。。。どこかで見たようなこのフォルム。。。

Poire2

おー、これこれ。

きものの小径

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半衿の付替え

日増しに秋らしさが深まっていくようです。

珍しく休日家にいたりすると「そうよねえ、キモノまわりも少しは入替えていかなきゃ」なんて気になって、おもむろに抽斗をゴソゴソと始めたり。

襦袢は相変わらず夏物継続中ですが、さすがに衿は無理があります。

白は塩瀬や縮緬などへ。

また、秋・冬に向かってこっくりした濃い色や柄物の衿に手が伸びるようになるのもこの頃です。

Akieri Akieri2

これからの季節によく着用しそうな着物に合わせて何枚かとりあえずピックアップしてみました。

(やっぱりちやさんの衿ですなあ:半襟いろいろ…着物好日

毎回衿を付替えて、などという優雅な暮らしは程遠く、でも白一辺倒じゃつまらないというジレンマ…

現実的には普段着物に長襦袢を何枚も持つのは大変です。

代わりに二部式襦袢の上だけ足したり、うそつきなどを利用してはいかがでしょうか。

私は普段にはさらしの筒袖襦袢を愛用していますが、銀座の津田家さんのものは踊りをされる方がよく利用するだけあって、つくりがとてもしっかりしています。バーゲンで2千円?もしなかったような。

何枚か揃えてお気に入りの衿を付けておくのによいですよ!

きものの小径

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le pas du chat noir

夏が終わり秋になる。

聴く音楽も不思議と秋になる。

ここ最近はピアソラのタンゴあたりだろうか。

Chatnoir

そうそう、もう一枚、Anouar Brahemの"Le pas du chat noir"。

チュニジア出身のウード奏者、Brahemにピアノ、アコーディオンのトリオで、バランスとアンバランスの間を行ったり来たりするような不思議な音楽だ。

猫好きとしては「黒猫の足どり」というタイトルに魅かれるのはもちろんだけれど、それよりなにより印象的なのはAndre Kertesz(アクサンが打てな~い!)のカバーフォトかもしれない。

葉をすっかり落として、まるで痩せ細った老人のような木々、細かく白っぽい砂を含んだ地面。

そこに冬の弱い陽射しが当たってできた木や人の陰。

立ったり坐ったり、思い思いに向いた男たち ― 何かに似てるんだけど…そうよ、猫の集会だわ、これは。

ともあれ、秋向きのしぶ~い楽曲、お薦めです。

Le Pas Du Chat Noir Music Le Pas Du Chat Noir

アーティスト:Jean-Louis Matinier,Anouar Brahem
販売元:Ecm Records
発売日:2002/08/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

きものの小径

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秋に向けて~帯結び(2)

前回は秋に向けて華やかな帯結びを作ってみましたが、もちろん普段着物だって負けてはいません。

秋…しっとりと落ち着いた夜が長くなってくるこの季節は普段何気なく過ごす時間にも着物がとてもよく似合うと思いませんか。

夏から秋へのトランジットには手軽な木綿の着物や紬の単衣などが肌触りもよく気分的にも馴染みやすいかもしれませんね。

さて、そんなときの帯結びはやっぱり気楽がいい?

20080822233946 20080911195352

写真はどちらも夏の浴衣に締めた半巾帯を使っています。結び方の基本も同じです。

ただし、これからの季節の小紋や紬でのお出かけにも合わせられるよう、少し華やかさを出したり、ボリュームを持たせたりしてあります。

もちろん帯揚げや帯締めを加えてもOK、アレンジを思い切り楽しむのもよいですよ。

さあ、着物で秋の街へ繰り出すもよし、お家でまったりくつろぐもよし!

きものの小径

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横丁の猫

陽気もよくなってきたことだし、少し歩こうか…ま、通勤の一駅分くらいだけど。

そしたらさっそく出会ってしまった。

Una

新橋駅に近い路地裏、ウナギやさんの横にいつもいらっしゃる。

寄ってもこないが逃げもしない、距離感がなんとも猫らしい。

さっきからやたら話しかけてくるオバサン、しゃーないなあと時々はちらり目を向けてくれる。

肉付きよいけど、ウナギでももらっているのかいな。

じゃあまたね!

きものの小径

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浴衣のお手入れ

ゲリラ豪雨に雷、キノコでも生えてきそうな湿気と今年の夏の終わりは散々なお天気でしたね。

浴衣でお出かけして急な土砂降りに遭ってしまった!なかにはそんな方もいらっしゃったかもしれません。

そういえば、まだまだ暑かった9月最初の土曜日のギターコンサートにも浴衣姿の方を見かましたが、ぜんぜん違和感を感じませんでした。なにしろ暑いんですから。

最近は衣替えも昔ほど素直にはいかなくなりましたが、そうはいっても「暑さ寒さも彼岸まで」、夏のあいだ楽しんだ浴衣もそろそろしまわなければ。。。ということで本日はお手入れについてです。

綿絽、綿紅梅、その他一般的な木綿:

自宅で洗うこともできますが、その後のプレスを考えるとちょっと。。。

なにしろ大きい、場所を取る!アイロンをかけるそばから新しい皺を作りそうで怖気づいてしまいます。

私は迷わずドライクリーニング店へ。浴衣ブームの今はどこでも扱ってくれますし、お値段もそれほどかかりません。

ただし受け取ったらいったんビニール袋から出し、ハンガーに掛けて風に当て、きちんとたたみ直してからしまいます。

こうしておけば匂いや変なたたみじわもなく、来年そのまま気持ちよく着られます。

絞り、しじら、麻など:

自宅洗い可、というより自宅で洗った方が安心です。

クリーニングに出して、せっかくの絞りや縮がペッタンこで戻ってきた!なんていう嘘のような笑い話を実際に聞いたこともあります。

先ずは大きなしみや汚れがないかざっとチェック、もし気になるところがあればポイント洗い用の洗剤(色落ちしないタイプ)などをつけて軽く押しておきます。

このとき揉み洗いはNG。とくに麻などは毛羽立ちやすいので要注意です。

また白や薄色は他の色が移りやすいので別々に洗った方が無難です。

大きな盥で押し洗いしてもよいですが、私はこれまた手抜き、袖だたみにしたものを専用ネットに入れて洗濯機のお洒落着洗いでザブッと。

Hokan1

脱水を短く(~30秒くらいで強制終了)掛け、着物ハンガーに掛けて陰干しします。

このときにきちんと縫い目を揃えたり、手で叩いたりしながら皺を取っておきます。

アイロン不要。十分乾いたらきちんとたたんでしまいます。

保存について:

綿や麻ですから正絹の着物のように気を使わなくても大丈夫です。

スペースにゆとりがなければ本だたみして、さらに小さくたたんでから風呂敷に包んでしまっておくとよいですね。

ということで、来年の出番までしばしお休みです!

きものの小径

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秋に向けて~帯結び(1)

風がからりとかわいて、日に日に秋めいてきました。

いよいよ本格的な着物シーズンの始まりです。

そして秋といえば、結婚式のシーズンでも。

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夏のあいだのすっきりした帯結びに慣れていたせいか、こんな思い切りデコラティブな変化結びが新鮮に感じられます。

若い方の振袖に華のある帯結び、ああ、着物は美しい。。。

このような帯結びで歩ける時代は遥か彼方に過ぎ去った今、しみじみと想うこの頃。。。です。

きものの小径

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気楽にお太鼓

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今日は「着物で過ごすこと」を目標にし、そしてそれを実行されている方がお見えになりました。
以前着付けを習われたことがあり、ただ所々うろ覚えだったり、あやふやな点があるのでそれを確かめること、また、普段はどうしても簡単な半幅帯が多く、名古屋や袋帯のお太鼓はちょっと苦手なので、今回はそのお太鼓結びも確実に習得をということでした。
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そんなわけで早速お太鼓結びに挑戦です。
途中まで床でつくり、背負って巻く。2度のお稽古で写真の通りきれいに仕上がりました。
これなら気楽に結べそうとのこと、よかった!

それにしても週に3日は着物で過ごされるとの事、すごい!えらい!
そうそう、着物を着る機会はただ待っていたのではやって来ません。やって来た時にはすっかり忘れていたなんてことも。
日々着物に馴染んでおけはいざというときにもあわてませんね。この着物道、大正解です!





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黒猫のタンゴ

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ほんとは黒に茶の斑で「さび」猫といわれる種類ですが、今日はナイトモードONで黒猫になったタンゴ(←これは名前)です。

影もくっきり、どこか秋めいた一枚になりました。

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まん丸キャッツアイ、鼻は黒いので写らない。

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晩夏、ギターコンサートへ

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晩夏の一夜、渋谷公園通りクラシックスで開かれたギターコンサートに出かけました。

ミュージシャンは松田弦クン、26歳。若い。。。

それもそのはず、彼は友人の長女の同級生なのであります。

その友人と私も同級生。。。ああ、身近で活躍する若者たちは、もはや子の世代ですよ。

ついでですが、「弦」という出来すぎた名前は芸名でなく本名、フォークギターをやっていた親の夢でつけた名前とか。

見た目はレゲエでいったい何人?の雰囲気の彼ですが、クラシックのギタリストで、この夜の演奏はとても素晴らしいものでした!

前半はスペインの曲やバッハなど、後半はトークを交えながら軽い曲やオリジナルの作品など。

ラテンの歯切れのよいリズム感やスローな曲での繊細な音色、ギターの音ってこんなに優しかった?

ほんとに不得意で、と大謙遜のトークも素人っぽさがご愛嬌でした。

これからのますますの活躍を期待して、若き才能に乾杯!!

東京でコンサートがあるときは是非また行きたいなあ~♪

きものの小径

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9月、単衣の季節

9月、暦の上では単衣の季節になりました。

とはいうものの、暑い。。。

しかも8月からのいつ土砂降りになるやもしれぬ空模様に梅雨時のような湿気で、体感的には夏物を引き続き着たいのが正直なところです。

筋だ決まりだなどと傍目を気にして何も大変な思いをしなくても…そう思いたくなることが巷にはよくありますが着物とて同様です。

せっかくの着物姿も汗だくでは周りの人まで暑苦しくさせてしまいます。

洋服なら10月、11月だって暑ければ半袖Tシャツなんてざら、またそれをどうこういう人もいないと思います。

ならば着物もいっしょでよいのでは?

よほど格式を強いられる場でない限り、素直に体感に従ったほうが自他共に楽というものです。

因みにワタクシ、暑ければ10月過ぎても単衣です。

ついでに言うと長襦袢なども当然夏物。こちらは10月いっぱいくらい、まあ暑いと思う間は着てるかも、ですか。

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9月も前半やよほど暑い日ならやや厚手の綿紬の浴衣や麻の着物などが塩梅よいかもしれません。

ただし素材は夏でも色使いにひと工夫を。

着物はダーク・カラーで透け感の少ないものにしたり、明るい色なら小物にどこか秋色を持ってくるなど。

茶、芥子、臙脂、草色…

これはまたいつか別の機会にまとめてみたいことですが、一口に赤、青、黄といっても実際の発色は様々です。

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たとえば緑、春の若草色や萌黄色、夏の若竹色、秋なら草色、冬には千歳緑に常盤緑など、呼び名からも想像できるようにそれぞれに季節感を含んでいます。

四季折々、穏やかで豊かな自然の中で培われた日本人の感性の賜物といえるこの色彩感覚。

年々亜熱帯気候になりつつある日本の気候にも適応させ、かつ日本人の色によって季節感を上手に取り入れながら現代の生活の中に着物を活用してゆきたいものですね。

きものの小径

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台風?梅雨?

8月最後の週は雨続きでしたね。

雨というか台風並みの豪雨、しかも雷の派手なこと!これにはさすがに猫達もびっくりです。

地響きする大音量にあわてふためいて避難。どこに隠れたかというとダンボール箱の中とクローゼットの中とそれなりに考えているようで可愛くも可笑しい、ハハハ。

雨の上がった後で少しは熱気が冷めるかと思いきやかえって蒸されて梅雨以上、いや、たまらんゎ。。。

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「今日は大丈夫か?」

 

きものの小径

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