« 台風?梅雨? | トップページ | 晩夏、ギターコンサートへ »

9月、単衣の季節

9月、暦の上では単衣の季節になりました。

とはいうものの、暑い。。。

しかも8月からのいつ土砂降りになるやもしれぬ空模様に梅雨時のような湿気で、体感的には夏物を引き続き着たいのが正直なところです。

筋だ決まりだなどと傍目を気にして何も大変な思いをしなくても…そう思いたくなることが巷にはよくありますが着物とて同様です。

せっかくの着物姿も汗だくでは周りの人まで暑苦しくさせてしまいます。

洋服なら10月、11月だって暑ければ半袖Tシャツなんてざら、またそれをどうこういう人もいないと思います。

ならば着物もいっしょでよいのでは?

よほど格式を強いられる場でない限り、素直に体感に従ったほうが自他共に楽というものです。

因みにワタクシ、暑ければ10月過ぎても単衣です。

ついでに言うと長襦袢なども当然夏物。こちらは10月いっぱいくらい、まあ暑いと思う間は着てるかも、ですか。

20080902192735 20080902190619

9月も前半やよほど暑い日ならやや厚手の綿紬の浴衣や麻の着物などが塩梅よいかもしれません。

ただし素材は夏でも色使いにひと工夫を。

着物はダーク・カラーで透け感の少ないものにしたり、明るい色なら小物にどこか秋色を持ってくるなど。

茶、芥子、臙脂、草色…

これはまたいつか別の機会にまとめてみたいことですが、一口に赤、青、黄といっても実際の発色は様々です。

20080902185517 20080902190936

たとえば緑、春の若草色や萌黄色、夏の若竹色、秋なら草色、冬には千歳緑に常盤緑など、呼び名からも想像できるようにそれぞれに季節感を含んでいます。

四季折々、穏やかで豊かな自然の中で培われた日本人の感性の賜物といえるこの色彩感覚。

年々亜熱帯気候になりつつある日本の気候にも適応させ、かつ日本人の色によって季節感を上手に取り入れながら現代の生活の中に着物を活用してゆきたいものですね。

きものの小径

|

« 台風?梅雨? | トップページ | 晩夏、ギターコンサートへ »

よそおふ(衣)」カテゴリの記事

着物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/393381/23455395

この記事へのトラックバック一覧です: 9月、単衣の季節:

« 台風?梅雨? | トップページ | 晩夏、ギターコンサートへ »